みなさんは、「デートDV」という言葉を知っていますか?
デートDVは意外と身近なところに潜んでいます。
デートDVの特徴の1つに「好きな人からの行動だから」と我慢してしまったり「これも愛情なんだ」と我慢してしまうことがあります。
今は大丈夫と思っていても、どんどん暴力や状態が悪化するおそれがあります。
今回の記事では、デートDVの具体例を種類ごとに挙げましたので、もしここに当てはまることがあったら周囲の人や専門機関に相談するように心がけましょう!
デートDVとはなにか
まず、デートDVとは具体的になんなのでしょうか。
DVというのは聞いたことがある人が多いと思います。
家庭内暴力を表す、ドメスティック・ヴァイオレンスの略称です。
では、そこにデートとつくとどのような意味になるのでしょうか。
ドメスティック・ヴァイオレンス(DV)では、夫婦間の暴力だけを問題としてきました。
しかし、近年夫婦間だけでなく、交際中やその関係に近い間柄、別れたカップルなどの間にも暴力は起きているということが注目され、デートDVとして問題視されるようになりました。
かつては、別れればいい、離れればいいと問題を軽視されがちだったのですが、デートDVは中高生などの若い世代にも起きうる暴力であることから、DVと同じように問題視され、デートDV110番というのも設置されるようになりました。
デートDVが起きる原因は、加害者・被害者ともに「愛情表現だ」と勘違いしていることや、加害者側の強烈な支配欲であったり、犯罪であることへの理解のなさなどが挙げられます。
では、デートDVは具体的にどのようなものが挙げられるのでしょうか。
次の章で具体例を挙げますので、自分が当てはまっているかどうかをチェックしてみて下さいね。
デートDVチェック診断
デートDVチェック診断として、デートDVの具体例を紹介します。
↓下の項目にに1つでも当てはまることがあったら危険です!
デートDVチェック診断 ① 身体的暴力の具体例
デートDVチェック診断 ①は、 身体的暴力です。
具体例としては
・殴る
・蹴る
・髪の毛を引っ張る
・モノを投げる
身体的デートDVは、暴力と聞いて一番最初に思い浮かべる人も多い目に見える形の暴力ですね。
しかし、家庭内暴力と同じで、デートDVにもこのほかに目に見えない様々な形の暴力の種類があります。
デートDVチェック診断 ② 精神的暴力の具体例
デートDVチェック診断② は精神的暴力です。
具体例としては
・「バカ」「ブス」などの侮辱的な言葉をなげかける
・無視する
・別れる・死ぬなどと言って脅す など
暴言や、「別れるなら死ぬ」などと言って脅すといった行為は精神的暴力に含まれます。
デートDVチェック診断 ③ 社会的暴力の具体例
デートDVチェック診断③ は社会的暴力です。
具体例としては
・友人などとの関係を制限する
・勝手にスマホなどの中身を見る
相手の交友関係に制限をかけるような行動は社会的暴力に含まれます。
社会的暴力と、精神的暴力には似ている点があって、どちらも「自分を好きだからやっているんだ」と相手を許してしまい暴力に気づきにくいところです。
デートDVチェック診断 ④ 性的暴力の具体例
デートDVチェック診断 ④は、 性的暴力です。
具体例としては
・性行為の強要
・避妊に協力しない
・わいせつな動画や写真を無断で撮影する など
これらの暴力に対してしっかり拒否をしていかないと、別れた後リベンジポルノにつながる恐れがあります。
自分一人での解決は無理な場合が多いので、勇気を出して周りや機関に相談するのがいいでしょう。
デートDVチェック診断 ⑤ 経済的暴力の具体例
デートDVチェック診断⑤ は経済的暴力です。
具体例としては
・デート費用を負担させる
・アルバイトを禁止させる
・高価なものを無理やり購入させる など
経済的暴力では、経済的に束縛され自由な行動ができなくなってしまいます。
こういった行動に当てはまる場合や、これらの具体例とは異なる場合でも、相手に嫌だと言っても止めてもらえなかったり、嫌だと言い出せない行動がある場合は、周囲の人や専門機関への相談がおすすめです。
デートDV対策ってどうすればいいの?
上記の通りデートDVを我慢することは解決にならないどころか、悪化する一方で大変危険な行為です。
デートDVにはしっかりとした対策が必要です。
被害を最小限に抑え、心の傷を残すことがないように、ここではデートDV対策の具体例を紹介していきます。
デートDV対策 ①自分がデートDVの被害者であることを自覚する
デートDV対策として、まずデートDVの被害に悩んでいたら、保護者・友人・デートDV110番など信頼できる人に相談してみましょう。
身体的・精神的暴力などは場合によっては完全な犯罪行為です。
警察に相談することや告訴することも必要になってきます。
「相手にとって自分は必要」と考えて離れられない人もいますが、自分は被害者であると自覚し距離を取ることが重要です。
デートDV対策 ②相手にデートDVで苦しんでいることを伝える
デートDV対策として、相手にデートDVで苦しんでいることを伝えることが必要な場合もあります。
実は、交際相手が自分の行為をデートDVだと自覚していないケースもよくあります。
なので、まずは相手に今の自分の気持ちを伝えてみましょう。
1人で伝えるのが不安な場合は、信頼できる人に同席してもらいながら、辛いことを伝えて暴力を止めるように促すようにしてください。
デートDV対策 ③デートDVを止めてもらえない場合は別れる
デートDV対策として、もしデートDVを相手が止めない場合はキッパリと別れることがお互いのためです。
繰り返しになりますが、デートDVは問題点を解決しないまま関係を続けると、どんどん悪化する一方です。
そのことを理解し、解決させるためにもキッパリ離れましょう。
デートDVの相手と別れるのは勇気がいります。別れても暴力が続くなら機関に相談してください
今回は近頃増えてきているデートDVのチェック診断として具体例を挙げたり、デートDVに大切な対策などをお伝えしてみました。
デートDVには何度も紹介している、デートDV110番などの相談機関や、ストーカー防止法など被害者保護のための法整備等がされています。
万が一、別れた後も暴力が続く場合は警察などにすみやかに相談しましょう。
もし、自分がデートDVの被害者になっていると気が付いたら、ぜひこちらの記事を参考に対策を行ってみてください。
みなさんが素敵な交際関係を送れることを祈っています。
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